まちなみ形成計画 〜道路編〜

幹線道路の機能と役割

特徴のある道路づくりの前提として、幹線道路に関して、道路の機能を以下のとおり設定しています。

(都)大手町下増田線

  • 臨空都市(関下地区と下増田地区)へのアクセス道路。
  • 国道4号(名取市既成市街地)から両地区を通り、(主)塩釜亘理線を介して仙台空港と連絡し、地区間を結ぶ骨格軸としての機能を強化。

(都)下増田関下線 (都)関下柳田線

  • 関下地区と下増田地区との連携軸。
  • 杜せきのした駅と美田園駅を結び、地区の骨格軸である大手町下増田線を補助する機能を有します。
  • 公共施設エリアとの連携軸となり、名取市役所を中心とする公共施設エリアと地区を結ぶ連携軸としての機能を有し、大手町下増田線を補助する機能も受け持ちます。

(都)関下柳田線 (都)関下駅前線 (都)関下1号線 区画道路18m

  • 杜せきのした駅を中心とした駅前周辺地区における交通をさばく機能を有します。
  • 駅前周辺であることの明確な道路形態。
  • 区18-1、区18-2は、駅前周辺地区と地区外を結ぶ幹線軸であり、機能として、都市計画道路に準じます。

(都)関下2号線 区画道路14m

  • 住宅地内の集散機能を受け持ち、地区外との連携軸としての機能を受け持ちます。

道路照明灯

道路照明灯は、路線の特性及び街全体の景観統一を基本にデザインしました。

デザインの統一と特色づくり

  • 地区の玄関口でもあり、地区の顔となる(都)大手下増田線は、統一したシンボル性のあるデザイン。
  • その他の都市計画道路は、地区で統一したデザイン。
  • 道路照明のデザインは、シンプルで色調が街になじむ茶系統。なお、歩道照明は、道路照明と同じデザイン。
  • 大手町下増田線北側駅前周辺の歩道照明は、駅前広場の計画に整合した照明器具とします。

道路植栽

幹線道路の植栽は、各路線で特色持たせ、道路のもつ機能に配慮した樹種を選定した。

ボリューム感がある並木

無電住化である大手町下増田線と電柱が道路側に来る他の路線において、高木の成長と景観に配慮。

無電柱化の路線は、ボリューム感が保たれる植栽が可能。(大手町下増田線が対象)

電柱が入る路線は、高木の高さに限界(約5m)があるため、刈り込みに強く、樹形が保たれ、成長が遅い樹種を選定しました。

四季の演出と路線の特徴づけ

春の新緑、芽吹き、花の色、秋の紅葉、冬の樹形の組み合わせで、それぞれの道路の特色を演出します。土地利用と整合し、樹種を統一することにより誘導機能を樹種によって持たせました。

植栽のパターン

植栽のパターンは、4パターンとしました。

地区のシンボルとなる大手町下増田線(植樹帯 W=1.5m)

緑の大きなボリュームを演出。

春の新緑、秋の紅葉、落葉樹形の美しさを高木「ケヤキ」で演出。

低木は、常緑の「キンメツゲ」、根締めを「フイリヤブラン」とし、冬の緑のラインを演出します。

地区の中でにぎやかさと明るさの演出が求められる駅前周辺地区(植樹帯 W=1.5m)

華やかさとあたたかさを演出。

春「ハナミズキ」の赤い花と新緑の演出。

あたたかい舗装の色に合わせ、柔らかな緑と「ヒペリカムヒデコート(4〜10月)」の黄色の花が楽しむことができる樹種を選定。根回りは、「メキシコマンネングサ」。

新緑、高木の赤、低木による黄色の季節ごとの演出します。

下増田地区と文化会館及び下増田地区を結ぶ連携軸の下増田関下線(植樹帯 W=1.5m)

高木「シラカシ」の常緑樹による緑と新緑、低木「ドウダンツツジ」による秋の紅葉(赤)のラインを演出。

増田川河畔は、さくらの演出と「カツラ」の新緑、花をテーマとしており、この沿線に平行に走る道路の植栽を常緑樹「シラカシ」を選定。低木は、刈り込みの美しさと秋の赤の紅葉が美しい落葉樹「ドウダンツツジ」で構成します。

イオンモールの「イオンの森」構想では、沿道にサクラを基本木とし、中低木を常緑系統の混植となり、春の華やかな花に挟まれた、緑の軸を強調し、歩く楽しみの演出を強調しました。

低層住宅地の基幹道路である関下2号線(植樹桝 約W1.5m×L1.5m)

低層住宅地にあって「山野の庭」をテーマに、四季で楽しめる植栽の演出

高木は、新緑、花、実、紅葉が楽しめる「ヤマボウシ」を選定。
冬の姿もきれいである。

根回りは、常緑多年草を中心に山野の楽しみを演出。
「タマリュウ」、「ギボウシ」等

歩行者専用道路

幹線道路の植栽は、各路線で特色持たせ、道路のもつ機能に配慮した樹種を選定した。

タイプA 低層住宅の主要動線機能

  • 都市的な商業・業務地から自然的な近隣公園(杜せきのした中央公園)を結び、花や実がなる樹種等により季節の変化が感じられる歩行空間の演出。
  • 歩行者の安全に配慮した歩行空間の確保。
  • 視界に配慮し、歩行路両側の植栽は、高低差で空間に動きを持たせます。
  • 利用者の出合い・憩いの場となる休憩スペースを設置。
     ⇒休憩スペース1箇所と「杜やすらぎ公園」との一体的空間の整備。
  • 歩行路の幅員は、道路構造令やバリアフリー法より、車いす2台がすれ違い可能な幅員2.0m以上を確保。

タイプB エントランス機能及び宅地間のショートカット

  • 15〜30mと短く、タイプAの延長の中で、道路及び公園に接したショートカット機能を有する道路。
  • 距離が短い路線ですが、エントランス機能を有します。

タイプC 沿道商業・業務用地のショートカット

  • 距離が約50mと長いショートカット機能の路線。
  • 中間にスツールを配置し、視覚的変化と空間の広がりを確保。

タイプD 管理用道路等を兼ねる歩行者専用道路

  • 15〜30mと短く、タイプAの延長の中で、道路及び公園に接したショートカット機能を有する道路。
  • 距離が短い路線ですが、歩行者専用のフットパス機能を有します。
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